第37回顕微鏡歯科研究会
こんにちは、歯科衛生士の金井です。
先日、第37回顕微鏡歯科研究会を行いました。
今回は笑気ガスを導入しましたので、株式会社セキムラの担当者様より
使用方法について指導していただきました。
笑気ガスとは低濃度の笑気(亜酸化窒素)と高濃度の酸素を混合した物のことで、
吸引すると心地よい気分になり痛みを感じにくくさせることのできるものです。
笑気には鎮静作用により血圧や脈拍を安定させる効果があるため、使用することにより、
歯科治療中の患者さんのストレス軽減となり快適な治療を受けていただくことが可能になります。
不安や恐怖心の軽減などを目的としています。静脈内鎮静法とは異なり、
吸引を止めれば3分ほどで元の状態に戻りますので
治療を受けていただいたあとは、ご自身で運転して帰っていただくことが可能です。
次に、ホワイトニングライトのビヨンドポーラスについて実際にデモ機を使用させていただき実習を行いました。
当院で現在使用しているホワイトニングライトに比べると、
LEDの照射に併用して超音波振動を加えることでホワイトニング効果が高まり、
施述時間の短縮も可能になるようです。
また、歯科衛生士達家、受付市川は、新しい業務内容について各自指導を受けました。
最後に、Dr小林より、炭酸ガスレーザーについての講義を受けました。
炭酸ガスレーザーは口内炎や炎症の改善、抜歯や外科処置後の止血効果など、汎用性が高いレーザーです。
ほとんどが水分に吸収され、レーザーの影響が深部にまで達することがありません。
ほとんど痛みを伴わず患者さんに対する負担も少なく安全性の高いものです。
使用方法さえ覚えてしまえば簡単に扱うことができますが、
効果を最大限に引き出すにはどのように使ったら良いのかなどを勉強しました。
今回もたくさんのことを学び充実した時間を過ごすことができました。
これからも患者さんがより快適に安心して受診していただけるよう、精進していきたいと思います。