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精密根管治療
根管治療の流れ
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診査・診断
治療方針を決定するステージ
CBCT(コーンビームCT)
複雑な根管形態や細菌感染の状態を把握するために、CTを撮影し3次元的に診断をします。従来の2次元画像ではすべてを把握することはできず部分的にしか見ることができないため、正確な診断ができません。
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無菌的環境下での根管治療 (※ 1回の診療 約60分〜120分 症状によって1〜3回)
細菌感染をコントロールするステージ
ラバーダム
ラバーダムとは、治療する歯のみを露出するゴムのシートのことです。ラバーダムを使用することで、治療途中に細菌が多く含まれている唾液の進入を防ぎ、術野の明示、周囲組織軟組織の保護が可能となります。 これを行わないで根管内を拡大形成することは、感染の経路を拡大し、治らない可能性が高くなってしまうため、絶対に欠かせません。 ラバーダムが使用できない歯は根管治療適用外となります。
機械的拡大
化学的洗浄
根管貼薬
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根管充填
根管封鎖、歯冠側からの細菌の侵入を防ぐステージ
支台築造
ファイバーポストとレジン
細菌感染によって歯冠部を大きく失ってしまった場合、根管充填後に歯冠修復の補強と細菌の漏洩を防ぐためにファイバーポストとレジンにて内部補強をします。
歯冠修復
精度の高い根管治療が適切に行われたとしても、その後の支台築造や歯冠修復が不十分であれば、口腔内細菌が再び侵入して病気が再発する可能性が高くなります。根尖病変を予防していくためには、根管治療後に精密な適合の良い修復物の装着と強くかむ力への対応が重要です。
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