X―Guide導入
院長の望月です。
11月17日についに当クリニックにもX―Guideが導入されました。
アメリカ製のもので日本では昨年発売されました。
長野県では2機目の導入になります。
インプラント治療でとても重要になるのが埋入ポジションです。
事前にCT、コンピューターにてシミュレーションを綿密にたてても実際の手術でシミュレーション通りの位置に
インプラントを埋入することはとても難しく、一般的に行われているフリーハンドではほぼ不可能です。
当クリニックではこの問題を解決するためにすべての患者さんにサージガイドというテンプレートを作製し
シミュレーションにほぼ近似した位置へのインプラント埋入を行っています。
しかし、サージガイドにもいくつか欠点があり、これを克服するため様々な工夫をして対応してきました。
特にお口があまり開けられない方ではサージガイドの装着下での処置は困難でした。
今回導入されたX-Guideを用いるとインプラントの埋入精度はサージガイドを用いて行った時と同じか、
それ以上の精度で埋入が出来、さらにテンプレートの装着が必要ないため
お口があまり開かない方の奥歯へのアクセスも容易に行えます。
さらに事前に撮影したCT画像から現在削っている場所がリアルタイムの動画としてモニターに映し出されるため
より安全に手術を遂行することが出来ます。
画期的な器機でありますが説明が難しいので、詳しくは改めてご紹介させていただきたいと思います。
今後はこの器機を用いてより精度の高いインプラント治療を行っていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。